のぐともカナダ留学ブログ

15歳で留学開始し、カナダ11年目。 高校、大学を卒業し、現在は幼児教育者として働いています。 永住権取得済み。

幼児教育と読み聞かせ

 

こんにちは、のぐともです。

今回は友達から質問された、幼児教育と読み聞かせの関係性について私なりの考えをまとめていきたいと思います!

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  • 子供に絵本を読み聞かせする際には日本語と英語どちらの方が良いのか。
  • 読み聞かせや読書の時間は必須か。
  • 読み聞かせの際に気をつけるべきことは。

 

 

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ウィスラー

 

こんにちは、のぐともです。

先日、ハウスメイトとホストファミリーとウィスラーへ1泊2日の小旅行に行ってきました〜!

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ハウスメイトがとうとう高校を卒業し、夏からモントリオール側の大学へ進学するということで… お別れ会も兼ねた今回のウィスラー小旅行!とっても楽しかったです!!

 

 

ちなみにこのハウスメイトは私が本当に初めて超絶仲良くなったハウスメイトです (笑) 今までの子達とも仲良くやっていましたが、一緒に出かけに行ったりするほどではなかったんです。でも今回の彼女は本当に性格はそっくりだし、一緒にいて楽だし、この2ヶ月ほぼ彼女とばっかり遊んでいました。こんなに離れて寂しい…と感じるハウスメイトは初めて!

 

17歳と21歳、高校生と大学生。

年の差はありますが、そんなの関係ないほど一緒にいて楽しかったです。

 

さてさて、そんな私たちですがウィスラーで何をしたかと言いますと…

ZIPLINE!!!!!!

(分かりやすい写真を引用)

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画像引用元: Zipline Tours - Whistler BC | Tourism Whistler

 

ちなみに私たちが体験したジップラインは1番長い...

Sasquatch!!
The Sasquatch Tour via PEAK 2 PEAK

 

ジップライン開始地点まではゴンドラを乗り継いだり、山の上の方を車で移動したり、短いハイキングをしたり… 楽しさ満載でした!

 

こちらのサイトでツアーの詳細、そして予約ができます。

The Sasquatch Tour: Zipline Whistler - The Official Ziptrek Ecotours.

ちなみに当日village内お店のカウンターにても受付可能です。

他にもいくつかツアーがあるので色々見てみてください!

 

 

Youtubeに限定公開でziplineの動画やゴンドラからの映像を投稿したので気になる方は是非!

 

 *注)携帯を持っていくことは可能ですが、撮影などをする場合には携帯を落とさないよう専用の携帯ホルダーチェーン($16)をカウンターで購入する必要があります。
携帯は持って行きたいけど、ジップライン中に使わない場合はジッパー付きのポケットがある洋服やズボンにしまっておいてください。

 

  • Zipline中に携帯で撮影

youtu.be

  • Ziplineの最後らへん

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  • ゴンドラからの景色

youtu.be

 

ゴンドラからの景色は本当に最高すぎました!

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そしてゴンドラ乗り継ぎ地点から見える景色もまた素晴らしかった!晴れていて良かったです (笑)

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ちなみに初日のディナーはKEG!

Whistler Keg | The Keg Steakhouse + Bar

 

Prime ribにLobster talesをトッピングで追加。

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あんまりウィスラー感はないですね (笑) ただ、いつものバンクーバーのKEGに比べたら少しだけ値段が高く設定されてました… さすが観光地。

 

そしてデザートは"Canada's Best Ice cream!"とうたっているCOWSへ。

cows.ca

なかなか濃厚で美味しかったです。

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ちなみに私たちが今回宿泊したのはここです。

Whistler Villageのど真ん中にあるのでかなり便利でしたが、ホストマザーは駐車場がわかりにくい!と言っていました。

www.crystal-lodge.com

 

かなり楽しいウィスラー旅行でした!

案外ウィスラーって夏でも楽しめるものですね (笑)

 

みなさんも良かったら行ってみてください。

 

 

のぐとも

蜘蛛の糸

 

こんにちは、のぐともです。

今回は芥川龍之介作の「蜘蛛の糸」という作品について話していきたいと思います 。知っている人が多いと思っていたんですが、実は意外とストーリーを知っている人って少ないんですよね…

 

小学校高学年以降は本を読むことにハマり、最近では読んだ本の感想文をノートに書き留めるぐらい読書が好きなのですが、小さい頃は活発で外で遊ぶのが好きだったのであまり本を読んでもらう機会も、自主的に読む機会もあまりありませんでした。

 

しかしそんな中唯一記憶に残ってるのが芥川龍之介の「蜘蛛の糸

 

何がそんなに刺さったのかは分かりません。基本、本というのは何回か繰り返し読まない限り記憶が薄れていくものだと思っているのですが、蜘蛛の糸に関しては何度も読んだ記憶がないのにもかかわらず今でも鮮明に覚えています。

 

 

 

蜘蛛の糸

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読んだことない方はぜひ読んでみてください

 

 

当時の私は「あぁ、自分の事だけ考えて他の人のことを思いやらなかったから糸は切れてカンダタは結局地獄に逆戻りしたんだろうなぁ」と考えていました。つまり教訓的には「自己中心的でなく、他人を思いやる心が大事」という事を伝えているんだと子供ながらに感じだ記憶があります。

 

しかしなぜか5年ほど前にふとこのストーリーを思い出してからずっと「この本が本当に伝えたかったこと」って何だろう、と疑問に思い始めました。

 

ストーリー

極楽のお釈迦様が池の水を通して地獄の様子を伺っている時にカンダタという男を見つけます。カンダタは生きている時に悪いことをたくさんした為、地獄に送られましたが、お釈迦様はカンダタが一度だけ良い行い(蜘蛛を助けた)をしたことを思い出し、一度だけチャンスをあげようと地獄に一本の蜘蛛の糸を垂らします。それを見つけたカンダタはせっせと糸を登り、極楽まで後一歩の所まで来た時にふと下を向くと他の人たちもカンダタの後に続き蜘蛛の糸をせっせと登っていることに気付きます。それを見たカンダタは糸が切れる不安もあり、彼らに向かって「この蜘蛛の糸は俺のものだ!みんな降りろ!」と叫びます。そして、そう叫んだ瞬間にカンダタのぶら下がっているところから突然糸が切れ、全員地獄に落ちていくのです。

 

 

簡単に説明するとこんな感じのストーリーで、今読んでみても普通にこの本の教訓は「自分だけでなく、他人を思いやることの大切さ」を教えてくれているような気がします。

 

だけどよく考えてみると違った見方になる気がするんです。

 

例えばもしカンダタが他の人を思いやって、「みんなで一緒に極楽にたどり着くぞー!」なんて言ってたとしたら全悪人が極楽にたどり着くわけですよね?

 

お釈迦様は”良いことを生きてる時に1つだけしたカンダタだから”チャンスをあげたわけなので、全悪人が極楽に来るのは想定外…というより少し公平性に欠ける気がします。そもそも極楽にいる人たちは良い事をしてきたから極楽にいるわけで、良い事を全くしてこなかった悪人までもが極楽にたどり着いてしまったら極楽と地獄の2世界ある意味がなくなる気がします。

 

それともカンダタが先に極楽に着いた瞬間に糸は切れて他のぶら下がってた悪人たちは落ちていくのかな??

 

そんな事を考えていて、私がたどり着いた結論が「結局アレはただのお釈迦様の暇つぶしのワンシーンに過ぎなかったのか」ということ。

 

お釈迦様はカンダタがどう反応すれば満足したのか。どうカンダタが反応すれば蜘蛛の糸は切れずにすんだのか。謎すぎます…

 

私的に結局、お釈迦様が本気でカンダタにチャンスをあげるつもりがあったようには思えないんです。そもそもお釈迦様が終始上から目線な気がしてしまって、あまり好感が持てません (笑) 

 

なんというか、カンダタの方がある意味よっぽど人間味がある気がします。逆にこのストーリーを読んでいる時の私の頭の中でのお釈迦様のイメージはどちらかといえばロボットに近いです。

 

そもそも極楽にお釈迦様の他に人はいたのでしょうか?

 

私たち人間はいつだって間違える生き物です。一生を全て良い事だけして終えるなんてことは絶対にあり得ない、と私は思っています。誰だって悪いことの1つや2つ経験しているはずです。どれだけの良い事をすれば極楽行きが決まり、どれだけの悪い事をすれば地獄行きなのでしょう?

 

もしかして極楽にはお釈迦様以外に誰もいなかったのではないでしょうか?なぜかここ数年そう思わずにはいられないのです。

 

そんな事を考えながら生きている毎日です(笑) でも考えれば考えるほど深く、不思議なストーリーで、さらに魅力が増します。

 

よかったら皆さんなりの解釈をお聞かせ願いたいです!

 

のぐとも

リッチモンド ナイトマーケット

 

こんにちは、のぐともです。

最近は実習が始まってきてかなり忙しいのですが先日、休みの合間を縫ってリッチモンドのナイトマーケットに行ってきました〜

 

ちなみに私はGrade11の時に行って以来、5年ぶりのナイトマーケットでした (笑)

 

バンクーバーではたくさんのナイトマーケットが開催されるのですが、その中でも規模的にも人気的にも一番大きいのがリッチモンド ナイトマーケットです!

 

毎年夏(大体5月から10月)になると開催され、たくさんの屋台や出店が出品されており、子供が遊べるキッズエリアも充実しているため、子供から大人までたくさんの方々が入場します。

 

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Richmond Night Market

Richmond Night Market 2018 – The Amazing Summer

 

- 金曜、土曜、日曜、祝日

- 夜7時〜11時/12時

- Bridgeport stationから徒歩8分ほど

入場料: $4.25

*10歳以下の子供もしくは60歳以上の方は入場料は無料になります。

 

会場オープンは夜の7時からとなりますが、時間が経つにつれどんどん人が増えていき、入場するのが困難になるため、30分前の6時半には会場に着いて並んでおくことをオススメします!

 

ちなみにですが、入場料とは別に$25を支払うことによってSKIP THE LINE、つまり並ばずに列を抜かすことが可能となります。

 

入場すると中にたくさんの屋台や出店があるのですが、それぞれのお店によって価格が異なります。お店で購入する場合は入場料とは別にお金がかかることをお忘れずに!

 

ちなみになかなかのお値段がします。それと、入場料を含め、なにかを購入するときは必ず現金払いが求められるので、ナイトマーケットに行く際にはある程度の現金を用意しておくことをオススメします!一応、マーケット内にいくつかATMも置いてありますが、混んでいたり手数料がかかったりすると思うので…

 

 

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まだ入場前に外から撮った写真です。この時はまだ誰も中に人はいませんが、最後の方はかなりの人で溢れかえってました (笑) 

 

私たちは6時半には会場に着いたのですが、その時にはすでにかなりの人が並んでいました!それでも早い方だったので 7時15分ごろにはマーケット内に無事に入ることができました。

 

たくさんの美味しいものを食べました〜 基本的にはアジアフードが大半を占めていますが、どれも美味しいです!ただ、やっぱり少しお高め… インスタ映えするようなものもたくさん!

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ぜひ興味のある方は行ってみてください!

 

 

一緒に行ったハウスメイトとたくさん写真を撮りましたが、実は今回が初めて2人で写真を撮った日!最近は彼女とばかり遊んでいるのですがいつも写真を撮り忘れるんですよね (笑)

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ちなみに彼女はまだ高校生なので、17歳です!4歳も差があるのですが、全然気にならないほど一緒にいて楽しいし落ち着きます。やっぱり恋愛も友情も年齢ってあんまり関係ないですね!結局は年齢ではなく、人です (笑)

 

彼女は来月には高校を卒業し、トロント側に引っ越してしまうのですが、それまでにたくさん一緒に楽しい思い出を作っていこうと思います!

 

 

実習が想像以上に大変なのですが、こうやってストレス解消に付き合ってくれる友達がいるので何とか頑張れてます。

 

あと残り3週間の実習は適度に頑張り、出来るだけこの素敵な経験を楽しもうと思います!
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のぐとも

 

間違えがちな英語?

 

こんにちは、のぐともです。

今回は私が思う日本人が間違えやすい英語をいくつか紹介したいと思います。実際に日本人の留学生の人の英語を聞いて感じたこととか、自分が昔よく間違えていたものなど… 私の今までの経験を踏まえて、気付いたものを挙げていきます!

 

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これから紹介するもののほとんどが、単語としての意味は正しいのにニュアンス的に私たち日本人が間違えやすいものです。

 

1. 「彼/彼女は私/俺を捨てたんだ!」と言う場合の”捨てる”

ある時日本人の留学生の方と英語でやり取りをしていたら、こういった一文が送られてきました↓

NG ENG:

He threw me away!!! 

(彼は私を捨てた)

これ、たしかに直訳してみると「彼は私を捨てた」という意味になるので、間違っていると認識し難いと思います。

私は日本人なので彼女の言っていることをすぐに理解できましたが、突然これを言われたネイティブスピーカーは理解するのに手間取る気がします。

 

Throw away”という単語には「捨てる」という意味がありますが、これはどちらかといえばゴミを投げ捨てるという方面で使われます。


 

こちらが割と適切とされる言い方です。

OK ENG:

He dumped me!!!

(彼は私を捨てた!)

Dumpという単語もゴミ方面で使われるのですが、恋愛面などで「彼は私を捨てた!」と言う場合はこちらが一般的です。

 

 

2. 「彼/彼女に告白した!」と言う場合の”告白する”

告白という単語を調べるとだいたい一番上にConfessという英語が出てきます。この単語に"告白"という意味があるのは事実なのですが、この告白は何か悪いことをした時や秘密を暴露するときの告白、という感じです。


つまり、confessを使ってしまった場合は「何か秘密や悪いことを告白した!」という解釈にとらわれてしまいがちです。

NG ENG:

I confessed him!

(私は彼に告白した)

*言われた方は「何を告白したの?」と疑問に思うと思います

そもそも日本のような使い方ができる「告白」という言葉はこちらにはないので、直訳するのは難しいです。アニメやドラマでの英語字幕ではconfess my loveと訳されてるのをよく見かけますが、正直あまりこの表現は私は実際に聞いたことはありません。

代わりにAsk someone outという言い方をすることが多い気がします。

OK ENG:

He asked me out on a date

(彼にデートに誘われたの!)

 

He asked me out!!

(彼に告白されたの!)

 

He asked me to be his girlfriend!

(彼に彼女になってくれって言われたの!)

最初のon a dateがある場合とない場合でちょっとだけニュアンスも違ってきますが、基本的にはask someone outを使うのがいいかと思われます。もしくは少しフォーマルな言い方になってしまう気もしますがask me to be his/her girlfriend/boyfriend (彼氏/彼女になってくれと言われた)という表現もアリだと思います!

 

 

3. 「彼/彼女に口説かれた!」という場合の”口説かれた"

この場合hit on meという言葉が話す時には一番よく使われます。検索するとflirtという単語が出てくると思いますが、これも使えます!

 

OK ENG:

She was hitting on me!

(彼女に誘われたんだよ!

/彼女に口説かれたんだよ!)

 

Are you hitting on me?

(私/僕を誘ってる/口説いてるの?)

この言い方が日常で一番よく聞くと思います。

 

 

4. 「暇だ」

Boring vs Bored

これは本当によく見る間違いです。私も英語を習いたての頃はよく間違えました…

NG ENG:

I’m boring!

(私はつまらない人間だ)

 

OK ENG:

I’m bored!

(暇なんだけど!)

 

It is boring!

(それはつまらない!)

 

boring と bored は単体では同じ意味ではありますが、この主語を間違えただけで意味はかなり変わってきます。It is boringだと「それはつまらない」という意味ですが、主語が自分つまりI’m boringとなってしまうと「私はつまらない人間だ」という意味になってしまいます。

 

これと同じパターンで「興奮してる/ワクワクしてる」という意味があるexciteという単語も間違えがちです。

NG ENG:

I’m exciting!

(私はみんなを興奮させるわ!)

 

OK ENG:

I’m excited!

(私はワクワクしてる!)

 

It is exciting!

(それはワクワクする)

 

他にも

NG ENG:

I’m interesting!

(私は興味深い人間だ!)

 

OK ENG:

I’m interested!

(私は興味がある!)

 

It is interesting! 

(それは面白そう!)

など… 基本、主語が自分や他人(I/she/he/we/they)の場合はexcitedやboredやinterestedなど単語のラストが-edで終わり、主語が物 (It/they/these/those) だったり、自分の感情を言いたい場合は単語のラストが-ingで終わる、と覚えておけばいいかなと思います!

 

 

5. Can you speak English vs Do you speak English?

「英語話せる?」

どちらも「英語話せる?」という意味にはなりますが、can youdo youで少しニュアンス、というよりどれだけ話せるか、のレベルが変わってきます。

Can you speak English?

(英語を話せる?)

*英語が第二言語で、そんなに話せそうに見えない場合はまずこう聞くイメージ。

 

Do you speak English?

(英語を話す?)

*英語が母国語だったり、英語がわりとできるように見える場合はこう聞く。

 

「英語話せる?」と「英語話す?」

だと少しニュアンスが違うのが分かりますよね。つまり「Can you〜?英語話せる?」だと見た感じ話せないように見えてるイメージ、「Do you〜?英語話す?」だと話せそうに見えてるけど英語話せるんだよね?と確認しているようなイメージ。

 

例えば目の前に道に迷ってる外国人らしき人がいるとします。彼に話しかける場合Can youDo youで2パターンの話しかけ方があります。

Can you speak Japanese?

(あなたは日本語を話せますか?)

これは「日本語を理解できますか?」と聞くイメージなので、こう聞いた場合はあなたにとって彼は日本人には見えない/日本語を日常的に話すようには見えない、という風に汲み取れます。

 

Do you speak Japanese?

(あなたは日本語を話しますか?)

こう聞いた場合は、あなたにとって彼は日本語を話せるように見えているという風に汲み取れます。

これに関してはどちらが正しくてどちらが間違いという事もないですが、Can you〜?の聞き方の方が相手を見た目だけで判断している感じがして気が引けるので私はなるべくDo you〜?を使うようにしています。

 

ある程度英語が話せるにも関わらず、他人からCan you speak English?と聞かれたら私もあまり良い気がしないので… 

 

 

以上!

今回は実際に私が体験した私たち日本人が間違えがちな英語をいくつか紹介させていただきました。まだまだたくさんあるのですが、また次の機会にでも紹介できたらいいな、と思います!

 

のぐとも

 

 

大学留学に必要なもの

 

こんにちは、のぐともです。

以前言いましたが、無事に今回もセメスターが終了しました〜 数週間後には夏セメとして実習が本格的に始まるので、まだまだこれからですね!気を抜かずに頑張ります!

 

今回の成績はこんな感じ。

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一応ストレートAは取れましたが、イングリッシュはもう少し頑張ればA+を取れたと思うので少し悔しいです… 反省。

でも、高校の頃は苦手だったin class essayでの成績が今回のイングリッシュではかなり高くて、地味にカナディアンの友達よりも良かったので、そこは素直に自分の成長を褒めてあげたいです!

 

スパニッシュに関してはA−でも仕方ないかな、という感じです(笑) オンラインの課題はなかなか成績が良かったのですが、クイズの点数があまり良くなかったです… ただ、改めてスパニッシュの楽しさには気付けたので良しとします!

 

残りの教育クラスは安定のA+で一安心… やっぱり自分の好きなことなのでいつでも一生懸命に取り組んでますし、これだけは譲れませんね。

 

今回の教育クラスでもたくさんのことを学びましたし、たくさん色んなことについて考えました!今考えると大変だったけど、とても幸せな4ヶ月でした。

 

セメスターの最初には毎週の課題の量に嘆き、泣きながら母に電話をして「無理かもしれない。絶対今回Aなんか取れないし、そもそもパスすらできないかもしれない。どうしよう…」なんて弱音を吐いていたのですが、終わってみると大したことなかったですね (笑)

 

でも本当にあの時は苦しくて、どうやったらこの苦しみから解放されるのか…なんて事を考えていました。

 

私が泣きながら電話してるときに母は「死ぬことを考えるくらい追い詰められているのなら今すぐ日本に帰って来なさい。Aを取らなくたっていいし、無理なら無理でいい。やめる事も大事」と優しい言葉をかけてくれました。

 

でも逆にそれが私を奮い立たせてくれた気がします。「どんなに苦しくたって、こんな状態で諦めることの方が嫌だ」と思えたからです。いつからこんなに負けず嫌いになったのか…

 

諦めたい、今すぐ辞めたい、だけどそれは私のプライドが許さなかったのです。やる前から諦めるのはどうしても嫌で、とりあえずやってみよう、やるしかない、と思いました。それでダメなら仕方がない。

 

こんな時こそネルソンマンデラの言葉がとても響きます。

It seems impossible until it’s done 

何事もやってみるまでは不可能に思える。その通りなんです。セメスターが終わった今、本当にそう思います。やってみなきゃ分からないんですよね。

 

こういった経験を踏まえて、留学に本当に必要なのは英語力や社交性でもなく、忍耐力と精神力なのではないか、と思いました。特に大学生活の面で。

 

日本で大学生になったことがないので、詳しいことは分かりませんが、こちらの大学は皆さんが想像している以上に厳しいものだと思います。そして留学生に一番に求められるのは、考える力に次いで、屈強な忍耐力と精神力なのです。

 

英語が第1言語でない、というだけでもネイティブスピーカーの生徒よりも色々と不利なことは間違いないです。でもだからと言って、そこで諦めてしまう、もしくはネガティブの闇に飲み込まれてしまう人は大学留学には向いていません。

 

私も正直ネガティブになることは多々あります。だけど、それで諦めたことは一度もありません。

 

今までで一番私が苦しかったのは小児医学についてのペーパーを書いている時です。100%私は理数の頭ではないのに、脳の構造についての学術論文を読んで理解して、まとめなければならなかった時は本当にしんどかったです。だってどこをどう読んでも分からないんですもん (笑)!分からない英語の単語を日本語に訳してみても、日本語の方が難しくてよく分からないし、結局は英語で理解しなくちゃならなくて…

 

まぁ今までにないぐらい泣きました!!でも、鏡に写った泣いている自分を見た時に「泣いたって何も変わらないのになんでこいつ泣いてんだ…」って自分のことを冷静に、そして客観的に見れたのです。

 

そして「泣いてる時間の方がもったいない!泣く暇があるのなら全力でやれ!それでダメなら仕方がない、諦めよう。そもそも英語が第二言語の時点でカナディアンよりも努力する必要があるんだ。だったらせめて努力の面では一番でいたい」と思えました。

 

どんなに辛くても最終的に諦めることは絶対になかったし、教育を心から愛し、一生懸命努力している、という点では誰にも負ける気はありません。

 

とてもハードな大学生活だからこそ、私ぐらい図太い神経が必要なのかな、と思います。繊細で、常に自分はダメだ…と考えてしまっている人は精神面でかなり疲れてしまうはずです。

 

実際、途中で諦めてしまったり、大学を辞めていった友達が何人かいたのも事実です。

 

短期の交換留学よりも、正規の大学留学はネイティブスピーカーと同じレベルを求められるので正直かなり厳しいです。挫折する事も多々あります。だけどそんな時こそ冷静に、そして客観的に自分を見て、諦めない事が大事なんだと思います。

 

そういった意味で、大学留学に必要なものは英語力よりも忍耐力や精神力、そしてある程度の覚悟なのではないか、と私は考えています。

 

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のぐとも

 

 

 

 

 

 

英語でリーディングのコツ

 

こんにちは、のぐともです。

今回はツイッターの方で質問がありました、リーディングのコツについて私なりの意見をまとめていきたいと思います!

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これはツイッターの方でも一度呟いたことがあるのですが、リーディングが上手くなるコツはどれだけ「どこが大事で、どこはそれほどか」を見極めることだと個人的に思っています。全て一字一句理解しなくてもニュアンスで理解することは高確率で可能ですし、早いリーディングを身につけるためにもスキミングスキャニングといったテクニックが重要になってくるかな、と。

ちなみに私は流れに任せて理解するタイプの人間です! (笑)

 

大まかにスキミングとスキャニングについて説明します。

まずは Skimming (スキミング) について。

日本でスキミングと聞くと犯罪臭がプンプンしてしまうのですが、実はこちらの学生生活の中では割と頻繁に耳にする単語の一つです。英語でも日本語でもスキミングにはカード犯罪で使われる手口としての意味合いがあります。しかしもう一つの意味として、このスキミングには「上澄みをすくい取る」という意味があります。


つまりリーディングにおいてのスキミングとは「大まかに文章/書き手が読み手側に何を伝えたいか、ということを細かく読まずとも理解する」テクニックのようなものです。

 

ではどうすればスキミングができるようになるのか。

 

1、タイトル/見出しを読み、理解する

どんな小説、エッセイ、学術論文、ニュース記事にも必ずタイトル、もしくは見出しがありますよね?そして私たちが作文の書き方を習った時にも教わることだと思いますが、タイトル/見出しはどんな形であれ必ず自分が書いている内容に基づくものです。

いわば、タイトル/見出しはこれから私たちが読むであろうものについての短い要約文として捉えてしまっていいと思います。つまりタイトル/見出しを読むことは大まかに「これから自分が読むものは何について書かれているのか」を知るに当たっては非常に重要なものなのです。小説のタイトルが一番タイトルだけでは判断し難いものだと思われますが、学術論文、エッセイ、ニュース記事によってはタイトルだけで6割は理解できてしまうものもあると思います。

 

2、書かれている最初の章/セクション/段落(パラグラフ)を読む

どんな書き物であれ、初めはこれから書かれることについての説明やヒントが書かれています。小説であれば、舞台設定や登場人物の名前であったり、エッセイや学術論文であれば、イントロダクション(Introduction)もしくはアブストラクト(Abstract)が書かれており、今後読むに当たってタイトル同様、大まかにどんなことが書かれるのかを理解することができます。ニュース記事についてはほぼ最初の内容で8割は把握できるはずです。

特にエッセイやペーパーのイントロダクションの最後には必ずThesis Statementが書かれてあるはずなのです。Thesis Statementというのは、論文のテーマやトピックについて書き手がどのように考えているか、このイントロ以降、どのようにこの論文が展開されていくか、について要約された短い文章のことです。

そして学術論文の場合はこのイントロがアブストラクトに変わります。だいたい書いてある内容は似たようなものですが少し学術寄りになり、この論文が何について書かれており、どのようにテーマやトピックに沿った研究を行い、どのような研究結果が出て...などについて簡潔に要約されています。

つまりこのイントロ/アブストラクトを読んで理解すれば、今後どのようにテーマやトピックが扱われていくのか、をある程度は理解できるようになります。小説に関しては起承転結の起の部分にあたりますね!

 

*ここから小説のリーディングとは少し違ってきます。

3、最後の章/セクション/段落(パラグラフ)を読む

最初と最後のパラグラフは比較的似てるパートが多くなりますが、最後のパラグラフはいわば書かれていることについての"まとめ"なので、最初よりさらに具体的に濃く書かれています。

つまり、最初と最後のパラグラフさえ先に読んで理解してしまえば大まかな流れは把握できてしまうわけです。

日本で読解問題を解くときに、最初と最後を読んで、後は問題に書かれている段落や章だけ読めばある程度は答えが導き出せるようになる、という考え方と同じでしょうか?

 

4、全ての段落(パラグラフ)の最初の何文かを読む

だいたい最初と最後のパラグラフを読んだ段階で大まかに書かれていることは理解できると思うのですが、さらに全てのパラグラフの最初の何文かを読むことによって理解力は増していきます。先ほど説明したThesis Statementと同様にイントロの終わりだけでなく、全てのパラグラフの最初にまずそのパラグラフに書かれることが1、2文で簡潔に説明されています。

ですので、最初と最後のパラグラフに合わせて全てのパラグラフの最初の何文かを読で行けばだいたい書き手が伝えたいこと、というのは伝わってきます。

 

例えば... 

(すごくテキトーに考えたものなのですが...)

トピック:

犬と猫ではどちらがよりペット向きか。

 

テーマ:

犬は猫よりもペットに向いている。

 

タイトル: 犬がペットに向いている理由

 

イントロ hook:

近年、犬よりも猫の方がペットとして飼われる割合が高くなってきている。

 

イントロ Thesis statement:

犬は忠誠心が強い、従順である、という点において猫よりもペットに向いているのではないだろうか。

 

一段落 Body Paragrah 1:

犬は猫よりも知能が高く、忠誠心が強いので一度飼い主との信頼関係を築くと一生懸命飼い主を守ろうとする。

 

二段落 Body Paragrah 2:

犬は猫よりも人間との信頼関係の構築が早く、一度懐くと飼い主の命令には素直に従うことが多い。

 

まとめ Conclusion:

近年、犬よりも猫の方がペットとして飼われる割合が高くなってきているが、犬は忠誠心が強く従順であるため、飼い主との信頼関係が築きやすく、猫よりもペットに向いているのではないだろうか。

 

この場合、

タイトル⇨イントロ⇨まとめ⇨一段落⇨二段落...

という順で読んでいくことになります。

 

これがスキミングのやり方です。

このテクニックを身につけるだけでリーディングのスピードも上がります。

 

 

逆にリーディングにおいての Scanning (スキャニング) とは、スキミングのように大まかに全体を把握するのではなく、ある特定の情報を探すときに使うテクニック。参考文献として学術論文を読み漁るときなどに有効かと思われます。


スキャミングの場合は、すでに自分の中である程度の疑問や質問が形成されていて、その答えを探すために自分の質問に当てはまらない情報は全て無視していく形になります。つまり自分が大事だと思う単語などを徹底的に探す、ということですね!

 

 

以上、今回はリーディングのコツとしてスキミングスキャニングをあげてみました!大学では小説よりも論文やエッセイを読む機会が多いため、今回のリーディングのコツも小説より論文寄りになってしまったのですが...

 

小説に関してはひたすら読み進めることだと思います。全ての文を理解しようとはせずに知らない単語があってもとりあえず読み進めて、前後の文章や章全体のニュアンスで理解していくことが大事じゃないでしょうか?

 

昔の私もそうだったのです、まずは完璧にすべてを理解しなければならないという概念を捨てるべきだと個人的には思います!

 

のぐとも