I don't CARE VS I don't MIND
こんにちは、のぐともです。
つい先日、他国から来た留学生と英語でメッセージのやり取りをしていて、ちょっと気になることがあったので、今回はどこか似てるようで全然ニュアンスが違う英語について話していきたいと思います。
英語を習い始めというのはみんな日本語から英語へと直訳してしまいがちなのですが、もともと日本語と英語は全く違うので直訳をしてしまうとどうしてもニュアンスが変になってしまいがちです。
その中でも特に私がよく聞くありがちな間違い英語。
それがこちら↓
"I don't care" VS "I don't mind"
(私は気にしないよ)
友達やホストファミリー、もしくは恋人など誰かと話していると約束の日を決めたり、何を食べたいか、どこへ行きたいか、などを決める展開になることって多いですよね。
例えば。
A「ねぇねぇ、明日何時に待ち合わせにする?2時と3時だったらどっちがいい?」
B「どっちでも気にしないよ/どっちでも私はいいよ」
A「ビニール袋と紙袋があるけど、どっちにする?」
B「うーん。どっちでもいいです」
この「どっちでもいい」という表現。
I don't care も I don't mind も似たような英語なのでみなさん誤解しがちなのですが、これって実は間違えると少し空気が悪くなってしまうこともあるぐらいニュアンスが全く異なるんです。
簡潔に説明してしまうと...
"I don't care"
=「別にどっちでもいい /どうでもいい」
"I don't mind"
=「どっちでも気にしないよ (笑顔」
って感じなんです。
つまり、さっきのこういったシチュエーションでは I don't MINDが正しい返し方だとわかるはずです。
A「ねぇねぇ、明日何時に待ち合わせにする?2時と3時だったらどっちがいい?」
B「 I DON'T MIND! (どっちでも気にしないよ/どっちでも私はいいよ)」
スーパーで買い物後。
A「ビニール袋と紙袋があるけど、どっちにする?」
B「 UMM... I DON'T MIND (うーん。どっちでもいい)」
こういった場面でなく、適切ではない時にもし I don't care を使ってしまうと、相手から「なんなのこいつ...」とか「感じ悪い」などと思われることもあります。
では本来 I don't CARE はいつ使うものなのか。
例えば...
A「ねぇねぇ!さっきあなたの携帯に元カレから電話かかってきてなかった?確認しなくていいの?」
B「 I DON'T CARE! (ドウデモイイ)。私を振った男なんてもう知らないわ!」
A「昨日のテストどうだった?」
B「もう全然分かる問題がなくて大変だった... パスできる気がしないわ」
A「でも今回のテストをパスしないと単位もらえないじゃない!大丈夫なの?」
B「 ほんとに?えー、I DON'T CARE anymore... (もうドウデモイイわ...)」
こんな感じで使えると思います。
ちなみにこれは豆知識ですが...
I don't CARE をもっと悪くしたのが↓
"I don't give a shit / I don't give a fuck"
(訳: まじでクッソどうでもいい)
皆さんお馴染みのFUCKやSHITという悪い言葉が入っているため、なんとなく悪い言葉っていうのは想像できますよね...?多分これは日本ではきちんと表現できる適切な言葉がないほど、私たち日本人が思うよりかなり悪くて汚ーい言葉遣いです。なので、使うときは自己責任で注意して使ってください (笑) まぁ、仲のいい友達同士でふざけて使うぶんには全く問題ないと思いますが...
ということで今回は、どこか似てるようでニュアンスは全く異なる、留学生が間違えやすい英語を紹介してみました。また気づいたことがあったら記事にまとめますね!
のぐとも