バンクーバー留学日記。

カナダに留学してから早6年。ウエストバンクーバーの高校を卒業後、今も変わらずバンクーバー内で大学生をやっています。

教育実習終了。振り返ってみる。

 

こんにちは、のぐともです。

今回もなんとか無事に幼児教育実習を終えることができました!

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前回の実習は初めてで4週間、今回は2回目で5週間の実習期間でした。たった1週間しか違いませんでしたが、その分やらなくてはいけないことが増えてなかなか大変でした...

 

ちなみに他のカレッジでは行きたい実習先をリストアップして提出したりできるようですが、うちの大学は基本的に実習先は学校側が指定してきます。一応もしもう既にプリスクールやデイケアなどで働いている場合は、自分の勤務先で実習ができるようなのですが、勤務先はオッケーなのに学校側がダメだった、などの大人の事情が関わってきて結局違う場所で実習をしたという友達もいるので、学校と自分の勤務先の関係性も重要みたいですね (笑)

 

私の前回の実習先は家から1時間半と、かなり遠いところにあるプリスクールだったんですが、今回の実習先は家から大体30分ほどにあるチャイルドケアセンターでした。前回よりも家から近くて通うのはとても楽だったのですが、個人的にあまり好きではない教育方針だったので5週間の実習が正直とても苦痛でした...

 

 

そういったストレスのせいか、実習終盤には首や顔、さらには手の甲にまで軽いアトピーのような症状が出てきて困りました。実はこれ前回の実習の際にもあったのですが、その時は本当に一部分だけでここまでひどくはなかったんです。

最初は「もしかして私、子供アレルギーか?」なんて思ったりもしたんですが、大学の先生とも話した結果、多分ストレスの影響だろうという結論に至りました。ストレスって恐ろしいですね...

 

 

今回の実習先は、私が尊敬しているレッジョエミリア教育方針に基づいているわけではなかったからなのか、正直「え、こんな感じでいいの?」と疑問に思うことが多々ありました。

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例えば、アルファベット文字の練習。

これは本来キンダーガーテン(幼稚園)でやるべきことなので、まだチャイルドケア (3-5歳)でやる必要はないし、レッジョエミリア教育方針的にも「そういったアカデミックなことよりもまず子供の感性を伸ばすことの方が重要である」という感じなので、私は少し違和感を覚えました。

それこそ子供達自身がアルファベットに興味を持っていて、それを探求する情熱があるのだとしたら別ですけど、「やりたくない」と言っている子にも無理に強制してペンを持たせたり書かせたりするのは私は好きではありませんでした。

 

他には、サークルタイムでの先生の子供達への態度。

サークルタイム、という子供が集まって何かを一緒にする時間というのが最低でも30分あったのですが、その時に先生が「ちゃんと座って!」「お尻にのりをつけてはがさないように!」など、かなり厳しい口調で言っていたこと、そして全員の子供に強制的にサークルタイムへ参加させること、があまり好きになれませんでした。

サークルタイムに参加したくない人は教室の片付けを手伝う、とかスナックタイムの準備を手伝う、とかそういったオプションもあっていいと思うのですが、ただ単に「サークルタイムだからきちんと座って先生の話を聞きなさい」と子供達を強制的に拘束するのは如何なものなのでしょうか...

 

さらには、先生たち同士の私語の多さ。

時々話すのは全然いいと思うのですが、話している時に子供達のことを見てない先生が多すぎる!いくら話していたとしても、何が起こるかはわからないので常に目や神経はある程度子供達に注目していなければならないと思うのですが、正直「子供を見てないな〜」と感じることが多々。しかも子供達が「先生!先生!」と呼んでるにもかかわらず、自分は他の先生とおしゃべりに夢中で気づかない... お金も発生してないし、ただの実習生で一番責任を持たなくていいはずの私が一番子供達のことを見ていた気がします...

 

そして英語オンリーポリシー。

先生たちも良い大人ですし、もちろんみんなでいる時は英語で話しますが、同じ言語の先生と2人でいる時ぐらい別に好きなように話せばいいのでは?と正直思いました。しかもこのポリシー、実際に働いている先生たちは知らなかった様子... 唖然。

そして、クラスに1人、3歳の日本人の女の子がいたんですが、その子はまだ来たばかりなのでそんなに英語が話せないのにもかかわらず「英語でなるべく話せ」と言われました。その女の子にとっては日本語が唯一自分を表現する方法なのに、それすらを奪えというのでしょうか...?みんなといる時はその子もなるべく英語で話そうとトライしてくれるし、2人で話す時ぐらいはその子の好きなようにさせてあげたかったです。だって「ごめんね、英語オンリーらしいから英語で話して?」なんて言ったらきっとその子、黙って何も言えなくなっちゃいます。それこそ彼女の唯一のコミュニケーション方法を奪ってしまうことになりますもんね...

 

一番納得のいかなかった点がもう一つ。

きちんと整理されていない先生たちのスケジュール。

今回の実習先は、3-5歳児クラスと1-2歳児クラスとで別れていたんですが、先生たちがその2つのクラスを行ったり来たりで正直落ち着かなかったです。しかもその上、誰がいつどっちのクラスに行く、とか誰が何時に休憩に行く、っていうのもあまりしっかり決まってなかったみたいで「私、何時に休憩行くか分かる?」なんていう会話を何度か耳にしました。

 

そんなこんなで、色々と「うーん」と感じる場面が多く、あまり今回の実習先は前の実習先ほど好きになれませんでした。今回の実習先のマネージャーの人にもなかり気に入っていただけて「私たちと一緒に働いてくれたら嬉しい。サブでもいいからしない?」とありがたいお言葉までいただけましたが、正直なところサブ(代理の先生)でも遠慮したいかな...と思ってしまうほどでした。

 

でもある意味すごく良い体験になった気がします。

今回の件で、やっぱり自分にはレッジョエミリア教育方針が一番合っている、と身にしみましたし、こういったことを元に自分が働く場所も慎重に選んでいきたいと思います。

 

ちなみに大学の、私の実習を担当した先生からは「あなたみたいな教育者がもっと増えてほしい。私はあなたをすごく気に入ってるし、よかったらUBC内のデイケアに推薦するわよ?」なんて、ありがたすぎるお褒めの言葉をいただきました。

 

次の実習先がどこになるかはわかりませんが、次もそう言っていただけるように一生懸命頑張ろうと思います!

 

のぐとも (@greentea_land) | Twitter