日本とカナダ: 高校を比較
こんにちは、のぐともです。
今回は高校の仕組みの違いを日本とカナダで比べていきたいと思います。どちらの国の高校に関しても、私立もしくは公立であったり、住んでいる州や場所によっても違いは出てくると思うので、全てに当てはまるわけでなはく、これは私の経験に基づいた上での記事、ということをご了承ください。
わかりやすいようにシンプルにまとめていきます!
日本の高校 と カナダの高校、何がどう違うの?
呼び方
日本:
高校
カナダ:
High School もしくは Secondary School
*学校による
高校の分類
日本:
- 公立、都立、私立、国立
その中でも男子校、女子校、共学がある。
カナダ:
- 公立、私立
カナダでは90%以上は公立に通っています。
基本的には共学で、男女で分かれているところは中々レア。
在籍学年生徒
日本:
- 高校1年生 - 高校3年生
*中高一貫私立は中学1年生 - 高校3年生
カナダ:
High Schoolの場合
- (Grade 10) 高校1年生 - (Grade 12) 高校3年生
Secondary Schoolの場合
- (Grade 8) 中学2年生 - (Grade 12) 高校3年生
授業料
日本:
- 公立もある程度はかかる
- 私立はべらぼうにお金がかかる
カナダ:
- 公立の現地生徒は無料、留学生は 200-300万/年間ほど
- 私立の現地生徒は支払い有、留学生は 500万/年間程じゃないかと...
*私立高校の授業料に関しては推測です。
入学方法
日本:
- 受験
カナダ:
- 現地生徒はアプライさえすれば誰でも。
- 留学生は学校によって入学条件が異なると思う。
*私は、留学志望動機の英語ショートエッセイ、中学の頃の英語版成績表、中学の先生からの英語の推薦状を提出して合格をもらって入りました。
生徒割合
日本:
- 基本的には日本人。
カナダ:
- 多国籍。
- カナダ人、韓国人、中国人、台湾人、タイ人、フィリピン人、イラン人、日本人など様々。
登校手段
日本:
- バス、自転車、電車、地下鉄、徒歩
カナダ:
- バス、徒歩、もしくは車が主
*私立か公立かでその割合はかなり分かれると思う。
服装
日本:
- 私立、公立関係なく制服着用が主。
- 私立は制服に関しての校則も厳しい
カナダ:
- 公立は私服。
- 私立のみ制服着用。
*制服さえ着ていれば、他に問題はないので着こなし方、カバン、コートなどは各自自由。
校則
日本:
生徒手帳に明記されるなど、かなり厳しい (特に私立)
カナダ:
- 特になし。かなり自由。
*一応タバコなどは法律上禁止にも関わらず、校内に喫煙スポットなるものが存在していたり... しかし先生たちも特に注意はせず。
時間割
日本:
- だいたい AM 8:30 - PM 15:50
- 1クラス 50分。1 - 6 時限
- 学校によっては土曜日も授業あり
カナダ:
- AM 8:30 - PM 14:55
- 1クラス 70分。1 - 4 時限
- 土日はがっつりお休み
クラスルーム
日本:
- 各クラスごとに1担任、1副担任
- 生徒は1年間同クラスで生活
- 科目ごとに教師がクラスに来て授業
カナダ:
- HRクラスは一応あるが年に数回、日本のようなクラス分けはない
- 科目ごとにクラスメイトが変わる
- 教室がそれぞれ教師に振り分けられていて、生徒が毎科目ごとに自分のクラスに行く
試験
日本:
- 小テスト
- 中間テスト
- 学期末テスト
カナダ:
- 小テスト (クイズ)
- エッセイ (In-Class Essay/Take-Home Essay)
- プレゼンテーション
- プロジェクト (Group/Individual)
- 学年末テスト (Final Exams)
ランチタイム
日本:
- カフェテリア
- 教室
カナダ:
- カフェテリア
- 図書室
- 廊下の地べた
- 車で買い出し
クラブ活動
日本:
- 部活 (いろいろ)
カナダ:
- Team 部活 (運動部)
- クラブ (サークル活動のような感じ)
*ちなみに運動部に入る際にはトライアウトという試験を受けて合格する必要があります
こんな感じでかなりシンプルに違いをまとめてみました。
こうやって比べてみると本当にカナダって緩いですよね (笑)
こっちの高校に入った直後はあまりの日本の学校との温度差について行くのが大変でした...
高校留学を検討している人の参考になれば幸いです。
のぐとも