のぐともカナダ留学ブログ

15歳で留学開始し、カナダ11年目。 高校、大学を卒業し、現在は幼児教育者として働いています。 永住権取得済み。

カナダの病院制度

 

こんにちは、のぐともです。

実は先日ちょっとクリニックに行く用事がありまして...

よくよく思い返してみるとカナダに来た当初、病院について色々と悩んだ経験もあったので今回はカナダでの病院のシステムについてまとめたいと思います。

 

まぁまずクリニックに行かなければならないきっかけとなったのが、私の足の親指の痛みでございます... 昔から巻き爪体質で、8年ぐらい前に日本で巻き爪の手術をして巻き爪は治ったんですが、それから何年後かに両足の爪が二重爪になり、今も現在進行形で二重爪なんですね。だいたい新しい爪が生えてくるときって爪の根元が痛いんですよ... 爪の上からまた新しい爪が生えてくるわけなので。ただ今回の痛みは尋常ではなくて、なんと夜もズキズキ痛んで眠れないほど!そしてクリニックに行くことになったのです…これでカナダでクリニックにお世話になったのは3回目になります。

 

 

日本とカナダの病院システムはかなり違っていて、カナダは日本のように専門ごとに分かれていません。そもそも病院 (hospital) という単語の意味とクリニック (clinic) という単語の意味が違います。

 

日本では皮膚科も外科も内科も全て”病院”と呼びますよね?ところがカナダでの”病院”の意味はホスピタル。つまり日本で言う大学病院のような入院でき、緊急オペなどを施す大きな総合病院を指します。 緊急の場合はこう言った総合病院の緊急窓口 (emergency) に行ってください。ただし、初診外来は行なっていないのでこの総合病院には私のような症状の人間は行けません。物理的には行けますが、追い払われることでしょう...

 

ではどこへ行くのか?

答えはそう、クリニックです!

 

ちなみにこのクリニックですが、先ほど言ったように専門に分かれていないのでどんな症状であっても同じクリニックに行くことになります。そこでまずドクターに診てもらい、そのドクターの判断により薬をもらったり、専門医を紹介してもらったりします。つまり専門医にかかる前に一段階踏まなければならないのです。

 

ちなみにファミリードクター (家族かかりつけのお医者さん) がいる方はクリニックに行く前にこのファミリードクターに連絡するのが一般的です。カナダではこのファミリードクターのシステムがメインです。ですが、ファミリードクターはたくさんの家庭を受け持っている場合が多く、自分の希望した日や時間と合わなかったりするのでそういった場合にはファミリードクターを持つ人もクリニックに行きます。

*このファミリードクターは自分で探して、自分で交渉することになります。ただ、必ずそのドクターが引き受けてくれるとは限りませんし、腕が確かかも分かりません。そのため、多くの人は知り合いや友達のドクターを紹介してもらい、交渉するみたいです。

 

ただし、留学生やワーホリの方はこのファミリードクターを持つことができなかった気がします。

 

では留学生やワーホリの方はどこへ行くのか...

そう、クリニックです!!! (笑)

詳しくはウォークインクリニック。

 

Walk-In Clinic

このウォークインクリニックですが、予約をすることはできないのでその名の通り実際に足を運んで受付をする必要があります。そのせいで、順番的にはかなり長い間待つこともしばしば。気長に待ちましょう...

*ちなみに普通の現地のウォークインクリニックは州の公的保険 (MSP) に入っている限り、無料で診察を受けることができます。ただし薬代や歯科治療は別途です。

 

この公的保険 (MSP) については次の記事にまとめてあるのでよかったら見て下さい!

 

さてさて、ではこのクリニックでの手順を確認していきたいと思います。

1. クリニックの営業時間内に、予約なしでそのまま直接向かいます。

 

2. 受付の人に話しかけます。"Can I register now?" (受付できる?)

この場合、YESなら自分の保険証 (MSP card/care card) を渡してください。

NOなら何時から可能か聞いてください。"When can I register?" (何時からオッケー?)

指定された時間までその場で待つ、もしくわブラブラしてその時間帯に戻ってくるのもありですが、個人的にはその場で待つことをお勧めします。なんせ予約はできないのでその場に来た順なので、できれば時間まで待って1番に受付した方がその後待たずにすみます。

 

3. 保険証を渡した後にいくつか質問されます。住所や電話番号の確認など。

"Who's your family doctor?" (ファミリードクターはいるか?) とも聞かれると思いますが、一言 NO といえば大丈夫です。

 

4. 保険証を返され、診察室の番号を言われます。

"You can go to No. ○" (No. ○の診察室に行っていいよ)

5. その後は指定された診察室に入り、ドクターが入ってくるまでおとなしく待ちます。

 

6. ドクターが入って来たらまずは簡潔に「クリニックに来た理由 (どこがどう痛いか)」を伝えます。その後いくつかドクターがそれについて質問をしてくると思うので、答えてください。

 

7. ドクターが自分のパソコンからプリンターに接続して、薬の処方箋 (もし薬の処方がある場合) をその場で渡してくれます。

 

8. 処方箋を受け取ったら、軽くお礼を言い診察室を出て受付を通りすぎてそのまま帰る/もしくは近くの Pharmacy (薬局) に向かいます。

*公的保険 (MSP) に加入していて、受付時に保険証を見せた場合は帰宅時に受付に寄る必要がありませんので、そのまま出口に向かってください。(MSP加入者の場合は無料なのでお金は払わなくていいです)

 

薬局は大体クリニックの近くにあるはずです。ちなみに薬局はカナダではメジャーなコンビニのような Shoppers Drug Mart London Drugs の中にあったりします。

 

9. 受付でクリニックでもらった処方箋を渡します。そこでいくつか質問をされると思うので答えてください。

私の場合、薬の処方初めてだったのでプロフィールを作成する必要があり、保険証 (MSP card) の提示と住所、電話番号の確認をされました。そこで「クリニックに行った理由」をまた聞かれたので答え、その後に処方される薬の説明をされました。大体は「これこれこういう薬が出てるってことはドクターはこう診断したみたいだね。この薬は使ったことある?アレルギーはある?この薬は炎症を抑える薬なんだけど、朝昼夜+ベッドタイムの計4回毎日飲んで。ご飯は食べた後でも前でもそんなに関係ないけどとりあえず10日分出てるから終わるまで飲み続けて。もしそれでも改善されなかったらまたドクターに診せに行ってね」という感じです。

 

10. 説明を受けた後は何分かかる、と言われるはずなので時間を待ちます。

その場で名前が呼ばれるまで待つのもアリですし、ブラブラして大体時間かな?と思った時にピックアップカウンターに行って名前と大まかなオーダーした時間をいえば薬を持って来てくれます。その時にもう一度軽く説明してくれて「何か質問ある?」と聞いてくれるので、気になる点がある方はその時にもう一度聞いてみてください。質問がなければその場でお会計となります。

*ちなみに日本の薬局のように処方された薬の説明書などは付いてこなかったので、覚えられないと思った方はノートを取ったほうがいいかもしれません。ただ、薬のラベルに一応「1日4回摂取。終わるまで飲みきる」という最低限の情報は記載されてました。

 

(今回私が処方してもらったのは抗生物質10日分の40粒。これで $30… 高い気がしますね…)

 

以上がクリニックから薬局までの手順になります。

 

基本は自分が住んでいる家の近くのクリニックに行きますが、英語に自信がない方はダウンタウンにある日本人の医療通訳さんが付いてくださるコーストメディカルさんに行くことをお勧めします。この系列のクリニックはバンクーバー内には3店舗あるみたいですのでぜひお近くのクリニックを探してみてください。


ちなみにこのコースとメディカルさんを含むTrans Med系列のクリニックは日本での特別な保険に加入している場合、医療通訳費はかからないそうです!しかし逆にBC州の公的保険 (MSP) の加入者は通訳費は別途だそうなのでお気をつけください。

 

 

クリニックの説明は以上です!

この記事がみなさんのお役に立つことを願います。

まぁ、怪我や病気にならないことが一番ですけどね (笑)

 

のぐとも

私が幼児教育者を目指すワケ

 

こんにちは、のぐともです。

先日ハウスメイトやホストマザーと将来の話をしている時に私がなぜ幼児教育者を目指すのか…という話になったのでなんとなく今回はそれについてまとめてみようと思います!

 

実は私、小学校の頃からずっと将来の夢は変わってないんですね〜 小学校の文集にはジャーナリストになりたい、って書いてあるんですが卒業式のショートスピーチでは「先生になりたい!」とこの時すでに言っていました (笑)

 

それから色々と考えが変わり、心理カウンセラーになりたいと思った時期もありましたが何だかんだでずっと自分の中心にある軸のようなものは変わってない気がします。

 

正直、今でも心理カウンセラーに興味はあります。人の相談に乗るのは好きですし、こんな私の言葉で誰かの心を動かすことが出来るなんて素敵なお仕事だと思います。ただ、歳を重ねるごとに、人の抱える心の闇というのは深く重くなっていくことにいつからか気付きまして… それから、心理カウンセラーというのはつまり誰かの闇を半分背負うぐらいの覚悟がないとやっていけないんだろうなぁと感じ始めました。私にはその覚悟が足りなかったんですね… 

 

それに心理カウンセラーというのは相手の話を聞いてる時にどんなに理不尽に感じることがあってもそれを口に出すことは禁止な気がするんです。自分の気持ちにきちんと線を引いて、カウンセラーとして話に耳を傾けない限り誰かの闇を軽くしてあげられることは難しいと思います。そんなこんなで、心理カウンセラーになりたいという情熱は教育学ほど私に心理学を学ぶという選択肢に貢献することはありませんでした。でも今でもとても興味があるので時間に余裕があれば学びたいです!

  

そういった葛藤もありつつ、結局昔からの夢であった先生への情熱が一番優ったわけです。

 

昔から、ただ毎日同じ事を繰り返すことにあまり魅力を感じていなかったんですが、将来仕事をするってなった時にきっと同じルーティーンワークをこなす仕事は自分には続かないだろうと思いました。

 

それとは逆に、私は幼児教育者は常に新鮮な毎日であると思っています。なぜなら子供というのは大人の私たちには予測不可能な存在であり、彼らと過ごす日々には冒険がつきものだからです。彼らの毎日は毎日が新鮮です。毎日たくさんのことを学びます。そんな彼らと日々を過ごすことのできる幼児教育者は彼らと同じく、毎日が学ぶことの連続です。私たちが大人になるにつれ忘れていった「学ぶことの楽しさ」を子供たちは教えてくれます。毎日違った発見ができる喜びを感じ、学び、そしてなおかつお給料を貰えるというのは私には有難いことです。

 

次に私が幼児教育者を目指すワケは、こんな私でも誰かの人生を変えることができる、親密に誰かの人生に関わることができる幸せを感じられるからです。幼少期というのは子供にとって世界の意味を形作る非常に大切な時期であり、彼らのこれからの成長や将来に密接に関わっていきます。言うならば、私たち幼児教育者は良くも悪くも彼らの今後の人生を変えることができるわけです。

 

もちろん人の人生を変えることができてしまうので責任は重大です。ですが、その責任感よりも誰かの人生に関われているという事実の方が私には大きいです。私の言葉、行動、表情…それら全てが子供たちの中で生きる。つまり、私自身が誰かの人生の中で生きることができるわけです。こんなに嬉しいことってないと思うんです!どちらかといえばこれは自分勝手な理由ですが、他人の中に自分が生きる…それを感じることで私が自分自身の存在を強く認識できる気がします。

 

他人の心の中に生きてこそ私たちは成り立つんだと思います。それを感じることや教えることこそ教育のあるべき姿ではないでしょうか?

 

さらに子供たちは私に、私がすでに見えなくなってしまった世界、もしくは無くしてしまった感情や感覚を思い出させてくれる力を持っていると思っています。大人になるにつれて見ることができなくなってしまった世界を、毎日の中で彼らは常に私たちに示してくれています。私たちも子供の頃は持っていたにもかかわらず、成長するとともに失ってしまった世界、感情、感覚… それらを呼び起こしてくれるのは子供たちです。私は教育者として彼らの可能性を発見し、伸ばす役割があります。しかしそれ以上に、彼らと共に学び、彼らから学ぶ姿勢は大事だと思っています。

 

教育というのは一方通行で成り立つものではありません。信頼関係の構築があって初めて教育が意味を成します。自分の話ばかりでこちらの話を聞きもしない、こちらの身になって物事を考えようともしない人に心を開けますか?そんな人から何かを学ぶことができると思いますか?教育とは教育者が一方的に「教える」という姿勢だけでは成り立たないのです。そこに「一緒に学ぶ」「互いから学ぶ」という概念が存在してこそ、子供も教育者も得るものがあるはずです。

 

 

こういった教育とは何かということを考えるのが根本的に好きですし、子供たちの新鮮な発見の中に生きることができることも私はとっても光栄に思います。

 

たしかに他の職に比べてみたらお給料は低いかもしれませんが、私は生きるためやお金のために仕事をするのではなく、自分のやりたいことをして生きていきたいのです。情熱もモチベーションもない状態では仕事を楽しむこともできません。

 

仕事は楽しむものではない、と思ってる方も多いみたいですが、そもそも仕事が全てではありません。むしろ仕事よりも私たちの人生そのものの方が何倍も何十倍も重視されるべきなのです。たしかに仕事をしなければお金は入ってきませんし、お金がなければ人生は成り立ちません。しかしそういった物理的な問題だけで人生が成り立っているわけではないですよね?私たち人間は精神的な面とも向き合ってこその人生だと思います。

 

生きるために仕事をするのか?

答えはイエスでもあり、

ノーでもあるはずです。

 

どうせ生きるために仕事をしなければいけないのであれば、私はそこに情熱を求めます。それが私にとってはただ幼児教育だっただけなのです。 

 

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のぐとも

Happy New Year 2018

 

こんにちは、のぐともです。

 

少し遅くなりましたが…

新年明けましておめでとうございます!

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本当に年を取るごとに1年が短く感じます。

不思議です。

 

2017年も色々な困難がありました。

主に勉強ですが… (笑)

正直、辞めてやる!!って何度も諦めかけました。それでも最後までやり切った結果、2017年のフルセメスターでは全クラスでAをいただくことが出来ました。やってる時には先の事なんて見えなくて恐怖しか感じませんでしたが、終わってみたら達成感がすごくて「諦めなくてよかった」と心の底から思いました。

 

これから大学留学するみなさんも、今大学留学しているみなさんも、想像以上に過酷な大学生活が待っていると思います。

それでも諦めないでください。

こんな私が言っても説得力はないかもしれませんが… (笑)

 

でも、諦めない人に勝利の女神が微笑むと言われているように、努力は必ず報われると言われているように、諦めなければ何とかなります!!

 

いつかのブログ記事でも書きましたが、諦めてしまったら結果はネガティヴになることが確実だと思います。でも諦めなければ結果はネガティヴにもポジティブにもなります。たとえ失敗してしまったとしても必ずその失敗は役に立ちますし、必ず何かしら得るものがあると思います。

 

そして、やりたいことがない、もしくはやりたいことが分からない人はまずやりたいことを見つけることが最優先だと思います。たとえどんなにお金と時間がかかろうと、やりたいことを見つけるという事はお金と時間と同じぐらい大事なことだと私は思うからです。

 

苦しい大学生活を私が何とか乗り切ってこれているのは、自分の好きな事、やりたい事をしているからです。だから勉強が苦しくとも、それなりに楽しいとも思えます。なので、まずはやりたい事を見つけてみてください :) それはきっと自分のモチベーションもパフォーマンスも上げてくれるはずです。

 

何事もやってみなくちゃ分かりません。

不可能だと思えても、実際にやってみたらなんて事なかった、なんてのはよくある事です。

 

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“It always seems impossible until it’s done”

-Nelson Mandela

 

本当に歴史を変えた人が言うんだから間違いありません!私もいつもこの言葉を胸に頑張っています。

 

私も2018年まだまだ努力していこうと思うので、お互いに頑張りましょう!

 

のぐとも

 

 

よみうりランド

 

こんにちは、のぐともです。

1週間ほど前の事になってしまうのですが、小学校からの15年来の親友と一緒によみうりランドに行って来ました〜!前回の記事と同様イルミネーションになってしまうんですが、綺麗な写真が何枚か撮れたので載せていきたいと思います。

 

 

ちなみに何を考えたのか今でも自分たちの行動に理解できませんが、2時間半かけて地元から歩いてよみうりランドまで行って来ました (笑) 勢いって怖い!!!でも何とか暗くなる前にギリギリで着くことができました〜 近づいてきて、観覧車が見えたときは2人でハイタッチして喜びました (笑)

 

ちなみに途中、調布の土手?から見えた夕焼けがとっても綺麗で感動!!歩いてきた甲斐があったなぁ〜なんてしみじみ!!本当に綺麗だったのでまたここに行ってみたい!

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よみうりランドがちょっと上の方にあるので、ゴンドラに乗って上がっていったんですが、ゴンドラから見るイルミネーションも綺麗で最高でした!!

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中は色んなエリアに分かれてて、それぞれイルミネーションの種類も違って面白かったです!

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でも一番面白かったのはジェットコースター (笑) 正直、イルミネーションよりもアトラクションの方を全力で楽しんでました。360℃回転するアトラクションは見てたときは親友と2人で「これはやばすぎる!泣くかも」なんて女の子みたいなリアクションをしてましたが、実際乗ってみたら想像よりは全然怖くなくて、てっぺんで逆さになって止まってる時は2人で両手を離して手叩いて笑ってました (笑) やっぱり今までの人生で一番怖かったのは富士急ハイランドのええじゃないかですね。あれは本当に死ぬかと思いました。

 

これはキュートエリアの写真。

カップルが多くて辛かった……

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ちなみに噴水と映像とイルミネーションのコラボショーがとっても綺麗でした〜!この日実は残念ながらカメラを忘れてしまったので携帯で撮ったんですが、なかなか綺麗に撮れました!

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彼氏とこういうところに来るのもいいですけど親友と2人でカップルを見ながらブツブツ言うのも楽しいですね!笑

 

 

いい写真もたくさん撮ってもらいました〜!ありがとう!おばちゃんになっても今のようにくだらないことでバカ笑いできてたらいいな。

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のぐとも

 

さがみ湖イルミリオン

 

こんにちは、のぐともです。

 

実は先週から日本に帰国しているのですが、留学仲間と築地に行ったり、小学校の友達と飲み会したり、家族でビュッフェに行ったり… 充実した毎日を過ごしています!

 

先日は友達が車を運転してくれて、相模湖プレジャーフォレストのさがみ湖イルミリオンに行ってきました。

 

とっても綺麗だったのでその時の写真を今回はアップしていこうと思います!

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(ちなみにこちらは友達が一眼レフで撮った写真。私のカメラはデジカメなのでここまで鮮明にはならない…)

 

 

入口からキラキラ

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イルミネーションのナイアガラの滝

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光のトンネル

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レインボーのイルミネーションの上をゆっくりリフトで上がっていくと…

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更にカップル向けとしか言いようのないようなインスタ映えスポットがたくさん!実際にカップルが多くて、写真を撮って下さいと頼まれることもしばしば。

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帰りもリフトに乗って降りました〜 綺麗な景色をゆっくり見るのもいいですね。寒すぎて指は死んでいましたが… 

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他にも素敵なスポットがいっぱい!

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噴水イルミネーションのショーがあったんですが、音楽と映像と噴水とイルミネーションのコラボがとっても素敵でした〜!

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なんとなくこういう撮り方にハマってました!もっと写真がうまく撮れるようになりたいです…

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 時間がある方は是非行ってみて、実際に綺麗なイルミネーションを堪能してくださいね!

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のぐとも

 

カフェ巡り

 

こんにちは、のぐともです。

かなり前になってしまうのですが、セメスターが終わり、仲良しの友達とカフェ巡りをしてきたので皆さんにもオススメのカフェを紹介したいと思います!

 

 

1. Cacao 70 Eatery 

1047 Denman Street, Vancouver, BC, V6G 2M4

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もともとはチョコレート屋さんみたいですね。チョコフォンデュ、ワッフル、ブランチなど… かなりメニューは豊富で選ぶのが難しいかもしれません。バンクーバーのいたるところにお店を構えていてトロント側にも何件かあり、北米では名の知れたカフェみたいです。

 

こちらがバンクーバー内での店舗一覧になります。同じ系列のお店でも一部メニューが違うみたいなので自分の食べたいものを探して行ってみてください!

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インスタ映え ★★★★★

過ごしやすさ/雰囲気 ★★★★☆

接客 ★★☆☆☆

スイーツの甘さ ★★★★★

値段 ★★★☆☆

 

私はワッフルをオーダーしたのですが、かなり甘すぎて3口目で辛くなってしまいました… 甘いものが好きな人にとったら天国だと思います!

 

 

2. Glowbal 

590 W Georgia St Vancouver, BC V6B 2A3

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ここはカフェというよりもレストランと言った方がしっくりくるかもしれません… 中々お高いレストランで、フォーマルな格好で何かをお祝いする時に来るタイプのレストランです。ただお昼の時間帯はブランチを提供していて、そっちは割とフツーのお値段なのでブランチを狙ってくるお客さんも多いです。

 

ちなみに私がオーダーしたのはアボカドトースト!シンプルでお値段も $12 ほどなんですが、とっても美味しかったです!

 

インスタ映え ★★★★★

過ごしやすさ/雰囲気 ★★★★★

接客 ★★★★☆

料理 ★★★★★

値段 ★★★☆☆ (brunchはお得だけど夜はお高め)

 

 

3. Papparoti Canada

1505 Robson St, Vancouver, BC V6G 1C3

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ここは何度も紹介してるんですが、改めておすすめします。2.3年前はこんなにオシャレな見た目ではなかったんですが、ここ最近はインスタ映えを意識してかかなり可愛い見た目になりました!美味しいし、可愛いし、とってもおすすめです!

 

インスタ映え ★★★★★
過ごしやすさ/雰囲気 ★★★★★
接客 ★★★☆☆
料理 ★★★★★
値段 ★★★☆☆

 

今回はこれだけですが、また新しいカフェを発見したらどんどん紹介していこうと思います!

 

のぐとも

現代美術と幼児教育

 

 

こんにちは、のぐともです。

特に何かスペシャルな事もなかったのでブログを放置してしまいましたが、気がつけばいつの間にかセメスターの終わりになっていました…

 

今回は社会学&哲学観点から見た幼児教育のクラスであったVisual Responseというアサイメントについて詳しく説明したいと思います!というのも実は理不尽に厳しいと言われている先生のこのクラスのこのアサイメントで私なんと奇跡的にAを取ることができたんです!自分でもなかなかうまく考えをまとめられたと思うのでブログに残そうと思います。

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Visual Response

まずこのアサイメントの説明から...

先生が選んだトピックリストから好きなトピックを選び、それに関連したcontemporary art (現代美術)を探し出して、その選んだアート作品がどう社会から見た幼児教育や幼児に関わっているのか…という自分の見解を述べるアサイメントです。

 

次に現代美術の説明。

 

Contemporary Art

基本的には1970年ごろから今私たちが生きているこの時代に作られた作品のことを指します。私の調べによると... この現代アートには「芸術はこうでなくてはいけない」という概念や、「作品の作り方や、芸術家が従わなければならない」特定のルールはなく、これをzone of freedomeと呼ぶそうです。決まったアートのあり方は存在しないため、社会的、文化的、政治的、そして宗教的な一般的にはタブーとされているトピックにもアート作品を通して言及する芸術家も多くいます。つまり現代アートはそういった物議をかもす問題を具現化されたものでもあるのです (Stallabrass, 2016).

 

Modern Art & Contemporary Art

Contemporary Art が現代アートと呼ばれているのに対して、このmodern artも現代美術、近代美術と呼ばれるのですが一応その違いはあります。まずmodern artは第二次世界大戦前に作られた作品たちのことを指し、contemporary artは大戦以降に作られた作品たちだということ。

そして第二に、modern artはありきたりなテクニック(painting, drawing, sculptures)などが使われるのに対して、contemporary artはもっとバラエティ豊かな手法にオープンだということ。例えばビデオやパフォーマンスなど。

そして第三に、contemporary artは作品を作り終えたことが作品の完成ではないこと。

"the audience [become] an integral piece in the creation of the maning and reflections of the created works" (Silka P, 2017, para. 4).

つまりその作品を見たお客さんたちのリアクションも含めてやっと作品の完成になるといった形です。

 

ではそのcontemporary artがどう教育(pedagogical role)に関連してくるのか?

これは私の考えですが、幼児教育とこの現代アートには"答えがない”、そして"speakingという手段以外の方法で声を発している”という共通点があると思います。さっき私が説明した通り、現代アートの芸術家には作品を作る上でのルールがありませんし、作品を通して自分たちの声を上げています。幼児教育も似ていて、教育方針に正しいも間違いもありませんし、全ての子供が100 languagesを持っていてspeaking以外で声を発する方法を知っています。なのでcontemporary artを理解することによって、私たち大人が子供の見えない声にもっと耳を傾けることができるのではないかと思っています。

 

さらにcontemporary artにはすでに現代の社会にあるnorms (規範)を見直す機会をくれていると思います。現代アートの芸術家たちは色々な問題に作品を通して私たちに「何を規範として見ているか」「私たちの今の社会がどうその規範によって構築されているのか」を深く考えさせてくれます。そして幼児教育でも、「そういった規範がどう私たちの教育実践や子供のイメージに影響を与えているのか」を気づかせてくれると思っています。

 

 

長くなってしまいましたがここからが本題!

色々なトピックから私が選んだのはNorms

直訳すると規範。何が普通として見られているか、という基準です。

 

そのnormsがどう幼児教育に関わってくるのか...

それを説明するために私が選んだcontemporary artはこちらです。

セラミック彫刻で創られた In Me という作品。


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Johnson Tsang

香港人の、セラミック彫刻で世界的に有名な芸術家です。

インタビューによると、彼は芸術家になる前に警察官として13年間、その後は陶芸の先生としても働いていたそうです。こういった経験も彼の作品を作る上での貴重な一部だと語っています。

 

私はこの彼のアート作品から、社会の多くの人が持つ子供のイメージの規範に対しての挑戦を感じました。もちろんアートというものは見た人によって解釈の仕方は違うので、全員が私と同じ考えだとは思いません!

 

この作品を見たまま説明すると、幼い子供が大人の脳という意味での鳥かごに閉じ込められ、不機嫌そうな顔をしているのがわかります。これは「どんなふうに子供が大人たちによって見られているか」それと同時に「そんな大人たちに子供がどう制限されているか」を示しているのではないか、と私は感じました。

 

“Children’s lives are lived through childhoods constructed for them by adult understandings of childhood and what children are and should be” (Mayall, 1996:1, as cited in Dahlberg, Moss, & Pence, 2013, p. 46).

 

「子供はこうであるべきだ」「幼少期とはこうであるげきだ」という大人の理解の上で子供は生活しています。子供は周りの環境や人から簡単に影響を受けます。もちろん大人が抱く子供のイメージも簡単に子供たちに影響します。そして幼児教育者が持つ子供のイメージは教育実践や幼児教育自体の構築に影響を及ぼします。

 

よくありがちな子供のイメージは

The image of the child as reproducer of knowledge, culture, and identity, and as an empty vessel that needs to be filled (Dahlberg, Moss, & Pence, 2013).

子供は知識、文化、アイデンティティーの再現者であり、満たす必要のある空の容器であるという考え方。このアート作品の中で、子供が空の鳥かごの中にいる様子は、私にこの典型的な子供についての理解へのを挑戦を感じました。

 

もし幼児教育者がこのように子供を見ているとしたら、私たちの教育実践は「子供の知識を埋めるためのアカデミックな学習教育」に焦点を置きがちになります。つまり教師という立場は子供に教える(teaching)ためだけの存在だという認識になってしまいますが、私が思う教師というのは子供に教えるのではなく、子供と共に学び、時には子供から学ぶ(learning from and with children)ものだと思っています。

 

なので、この作品は私たちに「社会の中にすでに存在する子供のイメージ」に気づかせ、「子供は空っぽで大人がそれを埋める必要がある」という典型的な考え方を見直すきっかけをくれていると考えました。

 

そして次に「子供は純粋である」という社会の理解がどう「私たちが子供たちを守らなきゃいけない」という考えに至っているのかをこの作品は伝えているような気がしました。

 

大人は自分たちが持つ子供のイメージによって簡単に過保護になることができます。そして、「子供は純粋で大人が守らなきゃいけない存在だ」といった認識は教育者の視野を狭めます。視野だけではなく、子供たちの可能性や才能の幅も狭めてしまい、学ぶ機会も減らしてしまうことになります。

 

この作品を見ても分かる通り、子供は大人の脳という鳥かごの中に閉じ込められて悲しそうな表情をしています。私の推測からすると、これは子供の本当にやりたいことが鳥かごという狭い中で制限されてしまっているからじゃないでしょうか?さらに、この作者は子供に白い羽を与えることによって、子供は純粋であるというイメージをうまく表現していると感じました。そしてその子供を大人の脳という鳥かごに閉じ込めることによって、子供のやりたいことや、子供が今後どうなるか、ということが大人に狭められている現実を表していると思います。

 

結論をまとめると、社会的に作られた規範というものは幼児教育の構築だけでなく、子供自身や幼少期の構築にも深く影響してい流ことがわかります。規範というものは私たちが何かをするときのガイドラインのようなものですが、その存在は結局は「社会が何を規範としてみなすか」ということに基づいているため、規範そのものは真実ではありません。

 

幼児教育の中で、こういった社会的に作られた規範は典型的な子供イメージを作り上げてしまいます。そして、その子供への理解は幼児教育者としての実践に関わってきます。例えば、クラスルームのデザインや構造、マテリアル、カリキュラム、そして先生と子供間の関係性など。そのため、幼児教育者にとって「どう私たちの子供のイメージが社会によって形成されているのか」「どうそれが私たちの実践に影響を及ぼすのか」を認識する必要があると感じます。

 

そしてその認識を促してくれるのが、この作品 In Me by Johnson Tsang です。この作品は「どんな子供のイメージが社会によって規範とみなされ、私たちに定着しているのか」「どう子供の可能性がそういった典型的な子供についての理解によって制限されているか」といった考えを視覚的に具現化し、社会の私たちに挑戦してくれています。

 

この作品を分析することによって私自身、子供の見方や幼少期への理解が変わった気がします。ぜひ皆さんも自分なりにこの作品を分析し、新たな幼児教育のあり方を考えてみてください!

 

のぐとも