憎しみに勝る愛を

もうすぐカナダ留学6年目。バンクーバーの大学生。

Halloween 2017

 

こんにちは、のぐともです。

 遅くなりましたが...

Happy Halloween!!!

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実はこの日マーケティングのクラスで90分間のグループプレゼンテーションがあったのですが、無事に終了しました!いつもは発言しない生徒たちも発言してくれたりしたのでなかなか上手にクラスをまとめられたんじゃないかな、と思います :) このとってもシンプルな変装でみんなの前でプレゼン... (笑)

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そんなこんなでプレゼンお疲れの意味も込め、ハロウィンは親友とお酒を飲みながらのんびり過ごしました!ツノは合わせる予定だったんですが、実は服装はたまたま被ったんです (笑) たまたま被っちゃうなんて...さすが2年の仲!!

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ダウンタウン全体がハロウィンムード一色でした!!

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ちなみに私的ハロウィンベスト賞はワンちゃんたちです♡

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夜は寒い中、親友とその旦那さんとワンちゃんでEnglish Bayに行って綺麗な夜景を見ながら3人で政治や教育について語ってました〜 いろんなところで打ち上がる花火を眺めながら社会を見つめ直すという... なんともシュールな (笑) でもとっても楽しかったです!

 

皆さんも素敵なハロウィンを過ごせましたでしょうか?

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のぐとも

保育士とは

 

こんにちは、のぐともです。

最近ツイッターで軽く炎上したらしいホリエモンこと堀江貴文さんのとあるツイートについて今回は私なりの意見をまとめてみようと思います!

 

その問題となったツイートがこちら

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堀江貴文(Takafumi Horie) on Twitter: "誰でもできる仕事だからです 「なんで保育士の給料は低いと思う?」低賃金で負の循環 (朝日新聞デジタル) - https://t.co/EuidhabdJ1"

 

このツイートに対する意見はツイッター上でも賛否両論でした。

「国家資格が必要で命を預かる仕事だから誰にでもできる訳ではない」と主張する人もいれば「子供の扱いが上手ければ誰にでもできる」と主張している人もいました。意見は様々です。このブログを見てくださってる皆さんはどうお考えでしょうか?

 

純粋に保育士/幼稚園教諭を目指していた昔の私ならこの彼の発言に対して不快感を覚えたと思います。しかし大学で幼児教育を色々な分野/学部の視点から考えてきた今は不思議とこの発言に不快感を覚えることも、怒りを覚えることもありませんでした。むしろ日本の幼児教育システムを冷静に見直すきっかけをもらいました。

 

なぜなら私がなりたいのは、保育士/幼稚園教諭ではなく幼児教育者だからです。もちろん子供と触れ合う仕事という面では全く同じ職種です。しかし幼児教育をどう見るかによってその呼び方は変わってくると思います。

 

以前のブログ(社会から見た幼児教育)でも少し触れたように、例えば保育園や幼稚園を「子供を預けるただのサービス」として認識しているのであれば私達の仕事は保育士/幼稚園教諭として呼ばれると思いますが、逆に保育園や幼稚園を社会が「子供の社会性や表現力を伸ばす早期幼児教育」であると考えていれば私達は幼児教育者と呼べると思うのです。

 

つまり、やはり日本ではまだ保育園や幼稚園は「子供を預けるだけのただのサービス」としてしか見られてないって事がこのホリエモンさんの発言から改めて分かったわけです。さらに社会から見た幼児教育者の役割もただのケアギバー(子供の世話をする人)としてってことでしょう?だから「誰でもできる」という認識に至る。実際、心の奥でこのツイートと同じ考えをしている人は多いと思います。

 

私はこのツイートに怒る程ではないな、と思いました。 ホリエモンが悪いというよりそう思わせる社会に問題があると思いますし、そもそもこのホリエモンの発言自体、彼の幼児教育のイメージから出たものなのか、それとも客観的に社会全体を通して見た幼児教育を示して言ったものなのかは定かではないので。

 

ただ、どちらにせよ思うことは沢山あります。そもそも本当に誰にでもできるのであれば保育士/幼稚園教諭なんて仕事は必要ないんじゃないでしょうか?

 

保育園や幼稚園をただのサービスとしてしか見ていないのであれば、子育て経験のある親を集めて預かり保育でもすればいいわけですし、仲良しのママ友同士で子供の預け合いをしていた方がお金もかからなくていいのでは?つまり、まず子供を保育園/幼稚園に預ける本当の理由を考える必要があると思うのです。

 

なぜ子供を保育園や幼稚園に預けるのですか?
親が働くため?小学校前の準備のため?それとも、みんなが行かせるからそれが当たり前だと思ってますか?

 

幼稚園も保育園もまだ義務教育ではありません。つまり行かせる必要はないのです。本当に子供のためを思って行かせるなら別として、「誰にでもできる」という認識を持っているのであれば、わざわざ高いお金を払って、必死になって空きのある保育園を探して保育士に預ける必要はないのではないでしょうか?

 

もし自分が親で、働かなくてもいい、又は全く忙しくない状態で、さらに保育園/幼稚園=小学校前の準備という考えが社会に存在しない状況だったとして… それでも保育士や幼稚園教諭に子供を預けますか?もしそれでも預けるというのであれば、なぜ預けるのですか?
それを考えていった先に本当の保育園や幼稚園の存在意義が見つかると思います。

 

このツイートを通して、日本の幼児教育の現実を改めて知る事ができました。でもこれはただの現実に過ぎなくて、これが限界ってことではありません。

 

私達の考え方、行動次第でどうにでも社会の幼児教育システムを変えていけるのです。もちろん今まで慣れ親しんだことから新しいことにチャレンジすることは面倒ですし、大変なことです。

 

しかし、幼児教育だけでなく、私達は常に自分たちに「これがベストなのか?」と問いかける事が必要だと思います。すでに社会の中で私達の隣にあるのは私達本来のベストではなく、妥協した上で成り立ったベストなのです。

 

つまり、このホリエモンの発言に怒り、感情的になる事よりもまず、これからどう日本の幼児教育システムや幼児教育に対する考え方を改善していけるのかということに焦点を置いたほうがいいのではないかな、と私は思いました。

 

長くなってしまいましたが、彼のこの発言のおかげで幼児教育のあり方を見つめ直し、さらに自分の幼児教育者としてのビジョンをより明確に見ることができました!感謝です!

 

のぐとも 

Feeling the fall vibes

 

 

こんにちは、のぐともです。

またまた久々の更新となってしまい申し訳ないです… こんな不定期なブログにも関わらず毎回読んでくださってる方々、ありがとうございます! ぜひぜひコメントもしていってください :D

 

最近やっといくつかの課題の提出が終わり、来月中旬までに残ってる課題は90分セミナープレゼンテーションのグループワークだけとなりました!本当にやっとブログを書く余裕ができましたよ…

 

今回の記事はとりあえず最近撮った秋のバンクーバーの写真をあげていこうと思います!

 

最近は晴れたり、雨が降ったり… 忙しい天気です。でも晴れてても雨が降っていてもバンクーバーの色んなところで秋の雰囲気を感じられます!木や葉っぱが赤色や黄色に色づいていてとっても綺麗です!写真映えします :)

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Feeling the fall vibes!

 

Vibesってワードはスラングで、雰囲気などの意味合いで使われます。最近は日本でも若者言葉で「バイブス高まる(テンション高まる)」的な言い方が流行ってるみたいですが、まぁどちらも若者言葉で似たようなものですよね (笑) ただテンションと雰囲気では意味が違ってくるので、日本で使ってる意味と全く同じ感覚で海外でこのワードを使うと少々意味が通じなくなると思うのでご注意を!

 

 

のぐとも

 

 

 

Thanksgiving

 

こんにちは、のぐともです。

とうとうバンクーバーも本格的に寒くなってまいりました… そして私は4つのペーパーと2つのグループプレゼンがハロウィン周辺に固まってしまい多忙な日々を過ごしています……

とは言っても以前のブログでも書いたように、生き急いでいる人間なのでもうほぼ全てのペーパーは終わらせました!割と本気出せばいけるもんですねー!

 

そんなこんなで今回は少し前に戻ってThanksgivingについてまとめます!

 

当日は親友のハウスパーティーに誘われて毎年同様お邪魔してきました〜 張り切ってメイクが濃くなってしまったのですが意外と盛れた?気がします 笑

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パーティーに行く前は服装迷いまくり… とうとうヘソ出しデビュー!?

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と思わせ、フツーの服装で行きました (笑) クラブならまだしもハウスパーティーなのでそんなに気合い入れる必要はないかな、と。というよりまだヘソ出しは私には早いような… 

 

 

とにかく今年もたのしかったです!

やっぱり安定の親友ですね〜 今セメは2つも同じコース取ってるので一緒に居られる時間が長くて幸せです!

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親友の飼ってるわんちゃんも可愛かった〜 もうすっかり私にも懐いてくれてます (笑)

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みなさんはどんなthanksgivingを過ごしましたでしょうか? 私は大好きな友達と過ごしながら、たくさんの人とめぐり逢えたことに主に感謝しました。カナダに来る前も後もそうですが、つくづく私は友達に恵まれているなと思います! 何も言わなくても私が困ってたら助けてくれる友達ばっかりで本当に幸せです。

 

これを親友やカナディアンの友達に言ったら「当たり前でしょ。そもそもあなたが私に話しかけてくれたから今があるのよ。あの時話しかけられなければ今のこの関係はきっと無かったし、こんな面白いあなたを知ることもなかった。感謝してるのはこっちの方よ。いつも笑わせてくれてありがとう」って言われました… 泣きそう…泣きそうだよ!!!

 

なんていい人なんだ…

でも確かによく考えてみたら今私が仲良くしてる友達ってみんな私から積極的に話しかけた人達なんです。1人の子に限っては名前も知らないけど見かけたことある!って程度で話しかけましたし (笑) でも今ではクラスで常に一緒にいるほど仲良し… ムダにフレンドリーで物怖じしないこの私の性格もなかなか役に立ちますね!

 

本当に素敵な友達との出会いに感謝します。

のぐとも

課題のスピード

 

こんにちは、のぐともです。

例年通りの雨の日に戻ってしまい少し気分が憂鬱な私ですが、先程天気予報を確認したところまたすぐに天気がそれなりに回復しそうなので良かったです!

 

さて、今日はフツーの話題 (笑)

課題のスピードについて。皆さんはどれぐらいのスピードで進めますか?

例えば小学生の頃の夏休みの宿題とかはどうでした?早めに終わらせる派?それとも後半になって怒涛の早さでやる派??やっぱり昔からの癖って変わったりしないもんなんですかね?(笑)

 

私は昔から夏休みの宿題は早めに終わらせるタイプでした。まず一番初めは必ず読者感想文から始まるんです (笑) 個人的に一番好きだったってこともあるし、読者感想文は放置すればするほど書けなさそうなイメージもあったので… 

 

まぁそんなこんなで実は未だに私は課題を早く終わらせるタイプなんですが、なんせちょっと異常に早すぎるんですねこれが (笑) 自慢してるわけじゃないんですよ?自分に自信がないからこそ時間に余裕を持って課題に挑みたいってただ思ってるだけなんです!だけどあまりにも早すぎて、最近カナディアンの友達にフツーにキモいって引かれました (笑) 

 

今週も実はそう…

来週の火曜日までの課題をこの間の水曜日に終わらせてしまったので、今は特にこれといってやる事がないのですが、逆に何もしてないと不安になってくるんですよね。「今日は勉強しなくて、本当に何もしなくて大丈夫か?」を繰り返し自分に問い続けた結果、1ヶ月後の課題をすでに進めている私…

 

3つのペーパーと2つのグループプレゼン(90分セミナー)が1ヶ月後に迫ってるんですが、まぁ想像するだけで憂鬱… 絶対忙しくなるのは目に見えてるし、今この暇な時間を使ってやっちゃえ!と思ってプレゼンのアイディア考えたりリサーチしたりして…

 

今日プレゼン仲間の友達に「このサイト詳しくこういうのが載ってて〜 こういうアイディア良い気がする!」なんて話してたら「ねぇ、ちょっとまって。それって11月の話だよね?まだ9月の終わりだよ?」って言われてしまい… 終いには「ほんとあんたの話を聞いてるとまるで課題の締め切りが後3日しかない気分になる!!」と笑いながら軽く叱られました (笑)

 

これはね…実はみんなに言われてる。

でもまぁそれだけ私はみんなより時間があるって事だし、ただ単に早く課題を終わらせてフリータイムを満喫したいだけなんだけど… なんか生き急いでるみたいで嫌ですよね (笑)

 

いつもこうやって自分で自分の首を絞めてます… 何をそんなに焦る必要があるのか自分でも分からない (笑)

 

余裕を持って、先を見据えてタイムマネージメントをするのはいい事だと思うんですが、どうか皆さん私のようにはならないでいただきたい (笑) 大事なのは何事においてもバランス。早くもなく遅くもなく、1日1日コツコツやる事が一番重要だと思います。まぁ思ってても私はできないんですが…

 

それでなくても海外の大学生活なんて毎日がストレスの連続だと思うので、なるべくほかのストレスは避けるようにしましょう!私も頑張ります! (笑)

 

 

のぐとも

夏と秋。

 

こんにちは、のぐともです。

ここ何日か暖かくて晴れた日が続いています!

気温的には最近はまだまだ夏気分...

でも外を歩けばきちんとそれなりに秋の雰囲気も感じられます。夏が終わって秋に移りつつあるこの感じがなかなか好きです。そんなこんなで今日は天気も良く、時間に余裕もあったので2時間ほどカメラを片手に散歩に出ました〜

 

秋の訪れ。

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こちらは夏っぽい写真。

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ちなみにウエストバンの人気のないビーチをパノラマ写真で撮ったらこんな感じになりました! 伝わりますか? (笑)

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ちなみにこれは昨日の写真。(iPhone 7での撮影)

あまりにも良い天気だったからか、カモメも海を眺めてのんびりしてました。不思議とカモメの背中が何かを語っているように見える...

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そして本日の散歩中にたまたま発見!

可愛いデザインのハウスゲート!

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散歩に行く前にはこんな神秘的な光景も目撃!

ダウンタウンからウエストバンに帰るバスの中から撮影。ライオンズゲートブリッジの上をちょうどバスが通ってる時だったんですが、海の上だけ白い霧?みたいなのに包まれてて不思議な感じでした!本当に海の上だけ覆われている感じ。バスが途中、霧の中に入っていったときは周りを見渡しても霧しか見えなくて、あぁ天国ってこんな感じなのかな?なんて考えてました (笑)

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秋の訪れ...をタイトルにしたかったところですが、今日の暑さはなかなか夏並みでしたので『夏と秋』にしました!このままこの素敵な天気が続いて欲しい!と思っていましたが残念ながら明後日からは雨予報。すっかりおなじみのレインクーバーに戻りそうです。

 

のぐとも

社会から見た幼児教育

 

こんにちは、のぐともです。

今セメスターはやることが多すぎてついブログを放置してしまいました… また来月から忙しくなるんですが、時間を見つけてちゃんとブログも更新していこうと思います!

 

今回は私の専門分野、幼児教育について。特に社会から見た幼児教育について少し考えをまとめていきます。

 

突然ですが!質問です。

なぜ幼稚園や保育園が必要だと思いますか?

何のために存在していると思いますか?

Why do you think we have daycare centres/preschools?  

 

この質問に対する回答は、幼児教育を勉強している人とそうでない人でかなり分かれると思われます。実際にこの質問をクラスのアクティビティの一環として、学校内にいる他学部の学生たちに聞いてみたところ…

→子供の教育のため

→小学校への準備のため

→親が働きに出るため

→ビジネスのため

 こういった回答が多くみられました。

 

ちなみに幼児教育をそれなりに学んできた人たちの回答はこちら。

→子供の社会的交流のため

→社会スキルを身につけるため

→多様性を学ぶため

→可能性/好奇心を広げるため

→長所を伸ばすため

などなど。

 

このような違いが出ました。

もちろん分野を学んできた人たちの方が内容が詳しくなるのは当たり前ですが、私たちレッジョエミリア方針の幼児教育を学んでる人は、保育園や幼稚園がただ子供の小学校への準備のためであったり、子どもを預かるサービスとしての認識を持つことは教育者としてあまり良くないことだと教わります。なぜなら、その認識の違いでカリキュラムや私たち教育者の子供への対応も変わってくるからです。

 

例えば教育者及び学校側が、幼稚園は小学校への準備期間であるという考え方をしているとします。すると子供が幼稚園で学ぶことは主に学習に焦点が置かれます。言語(アルファベット、ひらがな、カタガナ)の基礎であったり、数字を使った算数の基礎であったり... それが悪いことだとは言いません。そういった幼稚園もあるべきだと思うし、むしろそういった所に子どもを預けたい親御さんもいることでしょう。

 

しかしアカデミックな学習だけに焦点を置いた教育は子供の本質を見ることができません。子供の心に触れることもできない、と私は思います。だって、そういった環境の中にいる教育者は子どもの表面だけを見て判断し、一括りに"子ども”としか見ておらず、子ども個人個人に目を向けられないからです。だから、クラス内の子供全員に同じことをやらせ、同じ結果を求め、毎年同じカリキュラムを繰り返す。それぞれ子供は生まれ育ってきた家庭環境も、成長のスピード、学ぶペース、長所短所、ポテンシャル、モチベーション、興味のあることも違うのに。違って当たり前なのに同じ結果を求めてしまうが故に、子供個人の可能性を潰してしまっていると思います。

 

もちろん子供一人一人にその子だけの教育をするのは難しいです。でもクラス全体で一緒にやるアクティビティの中にも子供それぞれの可能性を引き出してあげることは可能です。

 

例えば、折り紙を使って遊ぶ場合。

多くの幼稚園は先生が「折り紙で家を作りましょう」と結果を設定し、一人一枚ずつ折り紙を与え、先生が見本を見せ、全ての子供たちに同じ手法で折り紙の家を作らせがちです。これではどの子が作る家も同じに見えるでしょう。オリジナリティはほぼ明確には発揮されませんし、子供の想像力を伸ばすこともできません。

 

では、色も形もサイズも違うバラエティ豊かな折り紙や他のマテリアルも用意し、自分が好きな分だけ使っていいのだとしたら?さらに先生が「私はこうやって折り紙で家を作るけど、みんなはこの折り紙を使って何をする?」と聞けばきっと子供たちはそれぞれ色も形もサイズも違う家を作るでしょうし、中には家ではなく別のものを作る子や、他のマテリアルと合体させて遊ぶ子もいるでしょう。協調性がない、と批判する方もいるかもしれませんが、私はこちらのやり方の方がそれぞれの子供がそれぞれの個性を持つことができると思います。それに”折り紙を使う”という点では同じことをしているわけですし!

ただ中には折り紙で遊びたくない子もいるでしょう。その時には私はその子に強制して無理やりやらせたりはしません。やりたくない子はやらなくていいんです。自分でやりたくなったら参加すればいい。興味のないことをやったところで記憶にも残らないですし、何かを得ることはまずないと思ってます。やっているうちに興味が湧いてくれば別ですが... 私たちも何かをきちんと学んだり、得たりするにはそれなりのモチベーションや好奇心、インスピレーションが必要ですしね。子供も私たちと同じ、なんら変わりない人間です。

 

もっともっとたくさん語れるのですが、今回はこの例だけにします。本当に止まらなくなっちゃうので (笑)

 

つまり、保育園や幼稚園は小学校への準備期間という見方や、ただ親が働きに出るために子供を預けるだけの"サービス"としての見方よりも、実際はもっと深く、子供達が密度の濃い社会的体験をできる場なのです。そこらへんをよく踏まえた上で、幼稚園や保育園の存在意義について社会がもう少し深く考えればより良い質を導くことのできる幼児教育の環境を作れるのではないか、と思います。

 

また時間がある時に、世界中の幼児教育界が注目するイタリア、レッジョエミリアの教育方針についてまとめますね :)

とうりあえずは今セメスターを乗り切ることに集中します!

のぐとも